この度は女性の健康経営アワード推進賞をいただき、誠にありがとうございます。NECグループとして初めての受賞となることを大変光栄に思います。
NECでは「Better Condition,Better Life」のスローガンのもと、健康経営活動に取り組んでおります。現在社員の約8割が男性ですが、近年は新入社員のうち3割超が女性と構成比率が変化しており、男性中心の保健サービスの見直し、転換が迫られています。そのため、福利厚生として外部サービスの導入、社内セミナー実施など試行錯誤を重ね、2023年には社内の健康相談窓口から女性の相談を独立、「フェムウェル」という親しみやすい名称を付け、支援対象は女性と女性を支援する方と明示しました。
2024年度より婦人科検診、なかでも20歳以上を対象として、定期健康診断と子宮頸がん検診を自己負担なく、同時に受診ができるように健診制度の改定を行いました。初年度の課題として、制度の認知不足、婦人科検診への不安や恐怖、羞恥心による低受診率が想定されました。そこで女性社員の受診ハードルを下げ、がん検診を自分事として捉えてもらうことを目的に「婦人科検診を受けてみた!」を企画しました。記事は多くの社員に閲覧いただき、30代の婦人科検診受診率は前年度比10.7%上昇しました。レポート記事を読んだ社員からは「受診への不安感が取り払われる内容で有難いと思いました」といった声がありました。
今回初めて「女性の健康経営アワード」に応募し、取り組みを評価いただけたことに関係者一同大変嬉しく思います。同時に、健康経営を推進していく上では、社内にとどまらず社外へ発信することの大切さも実感しております。今回、婦人科検診受診率は向上したものの、20代の受診率の低さが目立ちました。制度改定そのものの認知度はまだ十分とは言えず、次年度は引き続き若年層を中心に受診率向上施策を検討していきたいと思います。また女性の健康課題の解決のためには、女性個人に着目するだけではなく、マネジメント層や一緒に働く男性社員に視野を拡げる必要があります。誰もが働きやすく、よりよい人生の実現を目指して、引き続き活動をして参ります。